KDEプログラミング入門
はじめに
KDEのアプリケーションプログラミング入門です。
テキストエディタを題材にしたチュートリアル形式になっています。
個人的に勉強したものを書いてあるだけですので、間違い、よりよい方法などあると思いますが、
日本語でKDEプログラミングについて書いてあるページがあまりなかったのでなにかのきっかけや参考になればと書いてみました。
ターゲットとしているレベルはC++をある程度学んだ人です。
特にGtkでGNOMEプログラミングやVC++でMFCプログラミングをしたことがある人にとってはKDEのアプリケーションプログラミングがどんなに簡単で美しいかが実感できるでしょう。
重要なことを説明するのが目的なので、各ウィジット(コントロール)の説明などはリファレンスマニュアルを参考にしてください。
説明の無い部分については「そういうもんなんだ」と割り切るか自分で調べて下さい。
KDEで使われているQtというツールキットで特徴的なsignal-slotというイベント発生/処理についてはQt入門が少し参考になると思います。
マニュアル作成
Qt-KDEのリファレンスマニュアルをローカルに作成しましょう。
KHelloWorld
KDEでつくるHelloWorldです。
開発準備
大規模なアプリケーション開発に向けての一般的な準備です。
KSimpleEditor
まず始めにシンプルなエディタを作ってみましょう。
KActionEditor
KSimpleEditorをアクションベースの方法で書き直してみましょう。
KXMLActionEditor
メニューバー・ツールバーをXMLから静的に生成してみましょう。
KConfigEditor
アプリケーションの設定を保存しましょう。
KI18NEditor
メニューやメッセージを国際化してみましょう。
KDocumentEditor
ヘルプセンター用のドキュメントを作ってみましょう。
KMyFavoriteEditor
以上を踏まえて各自素敵な機能を実装したテキストエディタに改良してみてください。
KMyOriginalEditorとしなかったのは自分が作ったテキストエディタを愛用してもらうためのささやかな願いです。
素晴しいものができたら是非こちらで紹介させてください。
RPM作りに挑戦!
RPMとしてビルドしてみましょう。
おわりに
少しは参考になったでしょうか?
このページを参考になにかKDEアプリケーションを作った場合にはKAboutDataのCreditに私の情報を付け加えてくださると光栄です。
意見、バグ報告、改善要望、お礼などはプログラミング掲示板かメールでお願いします。
参考書
私が買ったのはKDE 3.0アプリケーションプログラミングという本です。
ただし、この本を買ってから気づいたんですが、原書のタイトルは「PROGRAMMING KDE 2.0 by Lotzi Boloni」で、KDE 2.0向けでした。
最後の章に「KDE 3.0の新機能(監訳者追補)」というのがあります。
タイトル詐称のような気がしますが、プログラミングをする上では2.0も3.0もあまり変わらないので参考にはなりました。
内容的にこれを読めばわかるってほどではないですが、重要なことはほとんど書いてあります。
サンプルソースがサイトからダウンロードできるので、そちらを試すこともお薦めします。